粛粛展

展示についてのコメント

こだわったところ。見て欲しいポイント

■倉内さん

長い年月をかけて日本舞踊は洗練され、現在に「型」として継承され、その中には人の想いや時代的背景などが含まれています。着物を着ること自体が特異となった現代において、日本舞踊自体も敷居の高さから特別なものとして見られることが多いのですが、今回の展示を通して一般の方に触れてもらう機会を少しでも多くして、少しでも興味を持ってもらい、魅力を少しでも感じてもらえればと思います。

■内藤さん

日本舞踊が織りなす一連の動きの中の一瞬の中でも、日本人の中でいいなと思う瞬間を写真として抜き出せればと思って撮影しました。撮影していくにしたがって、二人の波長も合ってきてきました。また、絵画的な写真にしたいと思っていたことと日本舞踊と風合いが合うかと思い和紙を使いました。展示している作品から少しでも日本舞踊の魅力が伝わればと思っています。

作品・展示で伝えたい内容、作品に対する想い

■倉内さん

日本舞踊は着物を着ていることを前提として振りつけられています。着物は動きを制限しますが、その制限の中にある静と動が織りなす一連の動きは、見た目の美しさだけではなく、喜怒哀楽の感情のこもり方や、気候の移り変わりなどの意味が込めれており、まさに、長い年月をかけて洗練されてきた日本人が生きてきた歩みのカタチ、日本人としての初心が詰め込まれていると思います。現代においても、そのカタチ・初心を表現するために、私は日々粛々と日本舞踊を踊っています。

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展示情報 : 粛粛展

展示期間:2012年11月27日(火)〜12月2日(日)

住所:
東京都渋谷区猿楽町29-18
代官山ヒルサイドテラスA棟ギャラリー

出展メンバー:
内藤あゆ
(東京藝術大学美術研究科デザイン専攻修士1年)
倉内真梨子
(東京藝術大学音楽学部邦楽科日本舞踊専攻卒)

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